当院の特徴 3 つ
- 医師と歯科医師が連携した医療の提供
- 細胞治療を可能にする CPC(細胞加工施設)併設
- 治療と予防を両立させた医院
1. 医師と歯科医師が連携した医療の提供
歯科における医療行為を医師と連携することで、より安全に進めることができます。
例えば顎顔面領域の痛みの治療では、医師と歯科医師が連携するリエゾン診療が推奨されます。診断において、双方の意見が精度を高めるからです。
最近歯科でも増えてきた点滴療法ですが、歯科医師よりも医師や看護師の方が慣れていますよね。
顎関節症(TMD)や歯ぎしり、くいしばり(ブラキシズム)で用いるボトックス R は、顎口腔領域に慣れた歯科医師が担当しますが、首や肩にも必要な場合は医師が担当しなくてはなりません。
患者様の持病や日頃飲んでいる薬、サプリメントが歯科の処置を難しくすることがあります。かかりつけの医師に相談するのはもちろんですが、その場の医師と相談できたら安心ですよね。
日頃飲んでいる薬やサプリのせいで、歯の矯正がうまくいかないこともあります。
美肌の治療には口の中の細胞を用いる方法がありますが、これは歯科医師の出番です。
臨床のさまざまな場面で医師と歯科医師が連携できれば、迅速な対応ができます。
患者様にとって利益になることが多いと考えます。
2. 細胞治療を可能にする CPC(細胞加工施設)併設
当院には、CPC(細胞加工施設)が併設しています。
新鮮な細胞を用いた細胞治療を可能にするためです。
歯科では 7 年前から幹細胞上清を用いた治療を行ってきました。
歯周病治療、口腔顔面痛、インプラント、歯列矯正などにおいて、成果を上げていましたが、幹細胞の中でも歯髄由来の幹細胞が、特に臨床成果が高いことを知り、総院長吉見は大学の研究室に通い歯髄幹細胞の研究を行ってきました。
そして 2022 年クリニック内に CPC を設立。
現在、培養士と共に、質の高い歯髄幹細胞培養上清(エクソソーム)を作っています。
医科における幹細胞上清は、あらゆる疾患の治療や美容で成果を上げていますが、特に歯髄幹細胞上清は、糖尿病治療、AGA 治療、花粉症治療に効果的です。
そのような実績から、当院では特に歯髄幹細胞上清を用いた点滴療法を行っています。
3. 治療と予防を両立させた医院
歯科には 2 つの仕事があります。医療と Dentistry です。
Dentistry とは、修理、修復、リハビリテーションの類いです。
歯医者でいくら Dentistry を重ねても、病気は治りませんし、歯の矯正は医療ではありません。歯の矯正で歯周病は悪化しますし、将来歯を失う原因になります。
ですから、Dentistry を行う際には、医療的な見地から行う必要があります。
口の中にもできる癌に気がつかずに歯の矯正を何年も続けていたらどうでしょう。
歯医者さんがそれに気がつかなかったら。歯周病も虫歯も同じです。
病気の治療や予防ができる施設で歯の矯正を行う方が安心ではないですか。
予防は文字通り病気を防ぐこと。歯髄幹細胞を用いたエクソソーム療法は、民間療法ではなく医療予防。細胞を修復し、免疫力を高め未知の疾患に備えるこ
とができます。
老化も疾患と言われる時代。歯髄エクソソーム療法は、エイジングケアでも高い成果を上げています。
痛みを最小限に抑えた治療法があります
「痛いのが怖い」と言って歯医者を敬遠している方はいませんか?痛みの少ない治療をするために、当院では様々な取り組みを行なっています。
たとえば、麻酔のチクッとした痛みまで軽減するために努めています。そのような麻酔方法があります。
歯の治療は「痛いもの」という印象をお持ちの方も少なくありませんので、治療前の説明をわかりやすい平易な言葉を使いながらさせていただき、ご安心頂けるよう努めています。
歯の痛みといっても、歯が原因ではないケースがあります
「歯の痛みがとれずに困った」という経験はありませんか?
歯の痛みの専門医がその痛みを早く治します。
「歯が痛い」と歯医者さんに言ったら、歯を削ったりつめたり、咬み合わせの調整をしたり、痛みどめをもらったり・・・。
それでもあまり良くならなかったという経験はありませんか?
あなたが痛みを感じているのが、お口の中でもその原因がお口の外にあるということもあるのです。
肩こりや頭痛からくる歯の痛みや神経痛もあります
歯が痛いといっても、歯や口の中に原因がないことがあります。脳腫瘍や狭心症といった病気が歯痛を起こすことが、最近では健康番組でも取り上げてもらえるようになりました。
しかし、このような非歯原性歯痛の診断や治療を知らない歯医者さんたちが大勢います。当院の痛み治療は、日本口腔顔面痛学会に所属する歯科医師たちによって行われています。また必要に応じて、脳外科医、神経内科医、精神科医、心臓外科医、内科医などと連携をして、迅速に痛みを取り除くための努力をしています。
痛みの種類について
侵害受容性疼痛
タンスの角に足をぶつけていたたた・・・。切り傷、打撲、やけどなど私たちが日常生活でよく経験する痛みの主な原因です。お口の中でいうと、むし歯をこじらせた後の歯髄炎や歯根膜炎、歯周病の急性化の痛みがここに含まれます。この場合、通常の歯科治療で痛みは良くなります。
神経障害性疼痛
腰の痛みなどで「神経痛」という言葉が良くつかわれますね。
実は顔や口の中にもこの神経痛があるのです。正確には神経障害性疼痛といいます。この痛みは、神経が傷つくことで起こっているため、痛い場所に傷や炎症は全く見られません。歯を抜いた後、傷はきれいに治ったのに痛みだけ続くなどのケースや、歯の神経を抜いたのに、歯の痛みが続いているなどがこれです。この場合、当然ながら歯の治療をやり直しても痛みは変わりません。
心因性疼痛(非器質的疼痛)
侵害受容性疼痛でも神経障害性疼痛でもないものがこれにあたります。
心理的要因による痛みといっても、現代医学でまだ解明されていないだけかもしれません。そのため非器質的疼痛とも分類されています。心因性疼痛としてよくある例は、子供が学校に行きたくないために、何も原因がないのに腹痛や頭痛を訴える、といった痛みがあげられます。
これはウソをついているのではなく、本当にそこに痛みがあるのです。心理的ストレスが急に増えたために、舌や顎が痛いなどのケースで、歯科医を訪れることもあります。
このような痛みを診断できるのは、痛みに精通した歯科医だけです。当院は、痛みに詳しい精神科専門医と連携して、このような痛みにも対処しています。
2013年慶応義塾大学歯科口腔外科発表のデータによると、お口の中の痛みで来院した同大学の外来患者のうち、口の中に原因がないケースが約10%でした。実は2012年の吉見歯科・口腔外科クリニックと浦和吉見クリニックの平均データも約10%でした。10%が少ないと感じるかもしれませんが、歯科医院へ来院する患者さんの半数は痛みですから、この数字はかなり多いということができます。
つまり、「歯の痛み=歯の治療」ではないケースがたくさんあるのです。
歯をいじる前に、まずは痛みの原因を特定することが重要です。
当院は、米国口腔顔面痛学会、日本口腔顔面痛学会のコンセンサスに基づいた治療を行っています。
「何度治療しても、歯の痛みがなくならない」という方は、当院へご相談ください。
各分野のプロフェッショナルたちがいます
歯は、長い人生を快適に過ごしていく上で、とても重要な器官であると同時に、とても繊細な器官です。
また、たとえば虫歯の原因といっても、「食生活」「ライフスタイル」「噛み合わせ」「唾液」「歯並び」などさまざま。色々な複雑な状況が重なりあい、小さな宇宙のようなものです。
そんな繊細で複雑なお口の中を触るのですから、当然その分野のプロフェッショナルが治療を行うべきだと考えています。
当院は、総院長をはじめとした医師が、徹底した診断とコンサルティングを行い、それぞれの方に応じたプログラムを実施しています。
ハイレベルで本物の医療を提供するために、その道のプロがあなたのお口をケアします。
総院長は、長年歯周病治療や虫歯治療、矯正や顎関節治療に取り組んできたドクター。
他にも、専門的な資格を持つスタッフが多数在籍しています。
> スタッフ紹介へ
トリートメント・コーディネーターによるカウンセリング
「深い自分のコンプレックスは他人に話しづらい」
「先生は忙しそうだから、質問をするのは気が引ける」
「お金の相談は先生に直接しづらい」
こんな悩みを解決するのが、トリートメント・コーディネーター(T・C)の存在です。
スタッフ紹介トリートメント・コーディネーターとは、診療内容・カウンセリングを先生に取り変わって行なってくれるスタッフです。いわば、「カウンセリング専門スタッフ」といったところです。
あなたの悩みや、治療の詳しい説明などを、専門のスタッフが行うことで、リラックスしてカウンセリングを受けることができ、治療への不安・疑問なども解消されるでしょう。
トリートメント・コーディネーターは、患者さん視点で、あなたに最善の治療方法をご提案します。納得がいくまで、ぜひご相談ください。
当院では「お話を聴くことから治療がスタートする」という理念の元、カウンセリングルームを完備。ここで患者さんのお悩みをシッカリとヒアリングを行います。どうぞ、周りを気にすることなく、あなたのお悩みをお話ください。
予防と治療、両方が両立する医院
当院のコンセプトは「予防と治療、両方が両立する医院」。当院では、患者さんに高度な予防歯科と治療の両方を提供しています。
美容室や床屋さんのような感覚で歯医者に来るという発想
予防歯科とは、お口の中を健康な状態に保ち、大切な歯を守るための予防的なケアのことです。
予防歯科をシッカリ行えば、生涯にわたって虫歯や歯周病を防ぎ、いきいきとした健康的な毎日を過ごすことができます。要は、定期的に通おうという良い習慣を作ること。美容室や床屋さんのような感覚で歯医者に来るイメージで、定期的に通いたくなる予防処置プログラムを整えています。
医学的見地に基づいた治療
また、当院では「医学的見地に基づいた治療」にも力を入れています。医師の主観と経験だけに基づいた治療ではなく、確実な診断と最新の治療を組み合わせ、「正しい治療」ができるように努めています。
そのためにも、各ドクター・スタッフが常に最新知識を吸収・消化・実践を行なっています。また、口腔外科の専門医、歯周病の専門医などが在籍し、より専門的な治療ができる医療環境があります。
「適切な予防で患者さんを虫歯・歯周病から守り、万が一トラブルがあったとしても、確実な治療が受けられる」―それが、浦和吉見クリニックが「新しい」と言われる理由です。
精度の高い治療を行うために。マイクロスコープ・CTを完備
当院では、安全で安心できる治療をするために院内にCTやマイクロスコープなどの最新設備を完備しています。
CTとは人体の断面写真を撮影し、コンピューターにより体の組織を詳細に解析できる医療用診断機器のことです。CTを使えば顎やお口の状態をシッカリと診断ができます。これにより、インプラント手術が安全にできるだけでなく、歯周病治療や根の治療などが高水準でできるようになります。
【歯科用CTが活躍する歯科治療】
- インプラント
- 矯正治療
- 歯周病治療
- 根の治療
- 口腔外科
また、マイクロスコープを使うと肉眼の2倍から数10倍に拡大して診ることができるため、より正確でより精密に、より安全に治療が行えます。これまで肉眼でも拡大鏡でもまったく見ることができなかった根管の内部から歯周組織、歯の切削面などさまざまなお口の中の状態が、まさに手にとるように確認ができます。
【マイクロスコープが活躍する歯科治療】
- 虫歯治療
- 審美歯科
- 根の治療
- 口腔外科
- インプラント
高度な滅菌環境
外観がキレイな歯科医院はたくさんありますが、それ以上に大切なのが院内の感染対策です。歯の治療は唾液や血液が飛びやすく、感染対策が不可欠です。
当院ではコップやエプロンまで、可能な限りディスポーサブル(使い捨て)を徹底しています。また、高圧蒸気滅菌器などの各種滅菌機器を取り揃え、患者さん一人ひとりに滅菌・消毒をおこなっています。小さなお子さんにも、安心して治療を受けさせられる環境です。
DACユニバーサル(右下写真)
また、当院ではドイツ、シロナ社のDACユニバーサルという滅菌器を使用しております。ヨーロッパの厳しい基準をクリアしたクラスBの滅菌器です。器具1本1本の表層はもちろん、内部までしっかりと滅菌され、万全な院内感染対策が可能になりました。
女性に嬉しい院内設備・インテリア
当院の自慢の一つが、まるで高級ホテルの内装を思わせる院内です。
木の温もりで美しさを感じさせる待合室。
いつも清潔で女性に優しいパウダースペース。
赤ちゃんにもうれしいおむつ交換シート。
プライバシーを守る半個室のユニット。
患者さんの悩みをお聞きし、コンサルティングができる、コンサルティングルーム……。
さまざまな設備を取り揃えています。
また、「予防と治療、両方が両立する医院」というコンセプトの元、予防ルームと治療ルームを2つご用意。リラックスしながら、より専門的な治療ができるような医療環境を整えています。
当院が目指しているのは、患者さんが「ここに来て良かったな」と思えるような歯科医院です。「患者さんに気持ちよく診療を受けてもらう」こうした観点から、スタッフ一同、ホスピタリティ精神で治療を行なっています。
当院では、セレックと呼ばれる歯科技工システムを導入。
コンピューターによる自動解析システムで歯型を検出し、歯型を元にその場でセラミックを削り、人工歯をつくることができます。
セレックでは、歯型をとる必要もなく、リーズナブル・スピーディーに治療が終わります。
「セラミックの歯を入れたいけど、費用を抑えたい」「スピーディーに白い歯を入れたい」という方、ぜひご相談ください。