こんにちは。さいたま市浦和区 浦和駅西口 浦和吉見歯科クリニック 院長高橋です。
今回は歯科の治療を中断してしまったらどうなるかといったお話です〜歯科治療中断のリスク〜
仕事が忙しくて痛くないから治療を先延ばしにしている。
予約日に行くのを忘れてしまって、行きづらくて治療を中断してしまっている。
そんな心当たりのある方もいるのではないでしょうか。
しかし、治療を中断してしまうと、患者さんのお口の中で様々な弊害が生じてきます。
最悪抜歯になる場合もあります。
今回は危険度のベスト3を紹介します。
危険度3位
「応急処置での放置!」
例えば、歯茎が腫れた、痛いなどの急な症状で歯科医院・歯医者に駆け込み、応急処置を受ける事があるかもしれません。一時的には症状は改善されても根本的な治療をしなければなりません。
再び急な痛みが出て応急処置だけを繰り返すと徐々に悪化していきます。
危険度2位
「仮歯・仮のフタのまま放置!」
仮歯や仮のフタは一時的に機能や見た目が改善します。
しかし仮というだけあって材質も簡素なものです。
放置してしまうと二次虫歯ができやすく、仮の物はすり減り 割れる。
ご自身の歯が欠けてしまうケースもあります。
こうなってしまうと治療期間は倍になるどころか治療して残すはずが抜歯になってしまう場合もでてきます。
危険度1位
「歯の神経を取ったまま放置!」
歯の内部は抵抗性が弱く1ヶ月程の放置でも歯の寿命を一気に縮めてしまいます。
根の中の細菌が増え病状が悪化します。長期放置してしまうと抜歯になるケースも珍しくありません。
以上のことから、治療が中断になってしまうと、非常に危険なことと覚えておいてくださいね。
一生ご自身の歯でおいしく食事ができることは、みんなの願いですね。
しかし、日本人は歯を失うことがまだ、欧米人に比べ多いです。
それはなぜか?
治療の中断を含め、歯医者に定期的に通うことが当たり前になっていないからです。
何のためにお仕事をするのか?
年をとっても楽しい明るい未来のために皆さん頑張っていると思います。
老人介護施設に入居しているお年寄りのかたの、一日の一番の楽しみを御存じでしょうか?
それは、みんなと食事をしている時だそうです。
お仕事を頑張って、歯が無くなったりしては本末転倒ですね。
仕事などで忙しく時間がとれない時は、事前にスタッフに教えてください。
患者さんに合った無理のないスケジュールで治療の予定を相談しましょう。
さいたま市浦和区 浦和駅西口 徒歩2分の歯科・歯医者
浦和吉見歯科クリニック 院長高橋